バラードとロマンス♫

ポーランドよりマレク・ブラハ先生をお迎えしたレクチャーコンサート♫バラードとロマンスを聴講しました。

ポーランドロマン主義200周年記念のプロジェクトの一環で、ロマン主義の原点であったバラードについて深掘りしていただきました。

 

ポーランド詩人アダムミツキェヴィチが『バラードとロマンス』を出版して、時代は変わりました。出版1822年はロマン派の始まりとなりました。古典派を代表するベートーヴェン1820年には聴力を失っていましたが、晩年作『6つのバガテルop.126』ではロマンスを先駆して作曲しています。ミツキェヴィチの影響はショパンにも。バラード第2番は詩の韻をふんで言葉から紡ぎ出された作風でした。音楽と詩が近い存在であり影響を受けたことが分かりました。

ベートーヴェンブラームス、テレステン、ドビュッシーなど多くのバラード作品を比較して聴くという貴重な時間でした✨

アンコールのマズルカ♫素敵✨

バラード第1番は音大の卒業演奏で弾いた曲です。今の自分ならどのように奏でるのか…

https://youtu.be/lZCZI_UT50w

こちらは↑牛田智大さんのバラード第1番op.23です。羽生結弦さんがフリー演技で滑った作品としても人気の曲です。